役員挨拶

校区福祉委員会事務局よりご挨拶

校区の皆様、またこのホームページをご覧の皆様には、当校区の福祉活動に深いご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
校区福祉委員会事務局の役に就いて12年が経ちました。ようやく「福祉」に関わることの本質が少しずつ見えてきたように感じています。
「何を今さら」と思われるかもしれませんが、福祉活動に携われば携わるほど、知れば知るほど、その間口の広さと奥行きの深さを実感しています。
そのため、「見えてきた」といっても、それは決して全容を把握できたという意味ではありません。
幸いにも五箇荘東校区では、早くから「いきいきサロン」や「ふれあい食事会」を通じて、ご高齢の方や独居の方を支援し、「子育てサロン」などの活動では、子育て家庭へのサポートを提供してきました。
それらは、「ボランティアグループ・あいのわ」が中心となり、地域の協力を得ながら、定期的に活動を展開しています。
さらに、昨年からは主に就学児童を持つ家庭を対象に、地域会館にて「こども食堂」が、「ごかひがごはん」の有志とメンバーによって開催されることとなり、地域福祉の取り組みがより一層充実してきています。これらの活動は、福祉対象者の「見守り活動」として、まさに地域福祉の間口の入り口とも言えるものです。
コロナ禍の時期には、不要不急の外出が制限され、人と人とのつながりが希薄になりました。その結果、改めて「つながりの大切さ」を痛感することとなりました。
これからの活動は、一つのグループや有志メンバー、また各種委員会という枠に留まることなく、それぞれの持ち場や立場、得意分野や豊富な技術でお互いがつながり合い協働することで、地域全体が共に支え合う福祉の基盤をさらに奥行き深く推し進め、より活発な地域づくりを目指していけたらと願っています
 
令和7年6月
五箇荘東校区福祉委員会事務局 平川 知和