「ふれあい食事会」と「あいのわ」の経緯

「ふれあい食事会」は、校区福祉委員会の地域活動(地域のつながりハート事業)の一環として実施されている「グループ援助活動」の一つです。

第1回は、介護保険制度が施行される前の平成9年4月1日に「一人暮らし高齢者ふれあい食事会」を当時の南野民生委員・児童委員長が発案し、宮脇連合会長の支援の下、校区福祉委員会の事業として取り組むとして、実働は民生員会とボランティアが中心となって開催されました。
翌10年5月19日には、第2回「ふれあい食事会」が開催されました。

平成11年8月25日「本会は五箇荘東校区福祉委員会を基盤として、日常的な声かけ見守り活動を通して、いち早く在宅福祉ニードを発見し、問題を抱え困っている方の生活を支援していくことで『支え合いの輪・助け合いの輪』を広げていくことを目的とする。」を第1条の目的として謳って、五箇荘東校区ボランティアグループ〔あいのわ〕が発足。同年10月18日「3校区合同の地域別あそぼう会」開催を機に〔きしゃポッポ〕が発足しました。そして、平成12年の介護保険制度の施行前のこの年から、当時の小地域ネットワーク事業(現在の地域のつながりハート事業の前身で、グループ援助活動施策名)として「いきいきサロン」・「ミニサロン」・「あそぼう会」各グループ援助活動を定期的に開催することで、公的なサービスには満たされない部分を柔軟に対応して家庭的な雰囲気の中で信頼が育まれ、お互いが見守り合う場となっていきました。

ボランティアグループ「あいのわ」メンバーは、この11・12年は、市内各校区で開催の「サロン」見学や「ボランティア活動」の基礎知識を身に着ける研修などに参加。また、講演会や勉強会を開催し、運営の中心を担ってきましたが「ふれあい食事会」の開催はできませんでした。

平成13年から「ふれあい食事会」を再開し、継続して実施することが出来て本年で20回を数える節目の年となりました。
これもひとえに協力していただいた地域の方々と「サロン」に参加くださった皆さん、そして、運営に我を忘れて力をお貸しくださったボランティア「あいのわ」もメンバーのお蔭と感謝しております。