「高齢者あんしんネットワーク会議」が、11月29日(月)13時30分から開催され、当校区より5名と社会福祉協議会1名、計6名が地域会館から参加しました。
この会議は、五箇荘、新浅香山、五箇荘東の3校区地域会館、そして北第1包括圏内の在宅介護支援事務所、介護事業所等から6箇所、総勢40名が参加。7月26日の1回目に引き続いて2回目となるオンライン形式で、講師は堺市社会福祉協議会 北区事務所谷口雄哉氏。
今回は、参加者自身のスマートホンにテレビ会議アプリをダウンロードして、オンラインを使って、視て「Zoomで新しいつながりを体験しましょう」と題して行われました。
はじめに「オンラインの確認」
各校区の連合会長への質問ではじまり、各会館が繋がっていることを確認。大型モニターを数人で見ていると、質問が自分への問いかけなのか分かりづらくリアクションも見えにくい。
続いて本題「Zoomのダウンロード」
参加者が手元のスマートホンを〝Wi-Fi″に接続する。そして、〝アプリ″をダウンロードする。
初めての方にとっては高い壁になると思う、今日の会議の一番の難所。それぞれの会館では、担当者が右往左往。
やっと「Zoomの体験」
ミーティングに参加できると、スマートホン画面には4人の参加者が映っています。スワップ(画面を左右に滑らせる)すれば次の4人、次の4人と映るのですが、スマートホンを覗き込んでも参加者全員に見られている、繋がっているという気がしません。それと、ハウリングが騒がしく、今回のように同じ部屋で、同じミーティングに参加している場合は、ミュート(消音)設定で参加するようにしたいものです。
PC画面では、「体験」に成功できたミーティング参加者38人のギャラリービュー(参加者一覧表示)の画面が、大型モニター1画面では収まらず、2画面。これだと全員に繋がっている、見られているという感覚になります。
スマートホンの4人表示の場合でも、全員に見られているという意識と、発言にたいしての返答も「体」を使って、見せる表現が必要だと思いました。
ミーティングの後半には、各会館の自治会長さんが大きく表示された。これは、この時ホスト(主催者側、操作管理者)が、画面を”ギャラリービュー″から”スピーカービュー″に切り替え、ピン留め(固定表示)いう一連の操作をしたからです。見る側にとっては、オンラインに「参加した」という感じから「繋がっている」という実感に、ごく自然に変わったように思った。
会議は終わって思う事
コロナの渦中、思わずも切り拓かれた『地域のICT化』は、オンライン会議という形で校区の『いきいきサロン・健康体操』に、いち早く取り入れることができ、定着しようとしています。が、『地域のICT化』の今後を考えた時、アフターコロナやどんな場面でどう活かすかについては、まだまだ白紙に近い。これからの使い道を見つけるには、もう少し”時間″がかかる。また”技術″や”費用″も正直に言って、必要だと思います。
しかし、最も大切なことは、人と人との繋がりたいという”心″。思いに応えるということ無しには、「新しいつながり」つまり『地域のICT化』を活かすことはできないと、日頃の活動を通して感じています。